中学校受験生の方へ
教育方針
徳島文理中学校・徳島文理高等学校の教育方針は、「中高一貫教育」です。中高一貫教育により、ゆとりある受験準備ができます。
中学校での学習活動

本校の特色は、併設型中高一貫教育の特例を生かして、弾力的な教育課程を編成し、 6年間の計画的・継続的な指導ができることです。高校入試の影響を受けることなく、個性を伸ばし、 潜在能力を豊かに開花させることができます。年間235日の授業日数、週37時間の充実した授業により生じたゆとりの中で、 どのような進路にも対応できます。

※右のグラフは、1週当たりの授業時数を合計したものです。
国語であれば、学習指導要領に示された授業時数は、1年:4時間、2年:4時間、3年:3時間の合計11時間ですが、 徳島文理中学校では、各学年とも6時間ずつ気計18時間を行っています。

3年間の週当たりの授業時数の計
高等学校での学習活動

高校3年間で大学受験に求められる学力を身につけることは容易ではありません。
東大をはじめとする難関国公立大学、私立大学への合格を果たすには、何を、どのようなスケジュールで、 どのように勉強すればよいかを十分理解しておかなければなりません。
本校では、それに見合った最も効率的なカリキュラムを編成しております。
高1・高2で3年間のほとんどの課程を終わらせ、高3で自分の進路に応じた教科・科目を選択し、 無駄のない受験準備ができるよう配慮しております。
また、経験豊富なベテラン教師が親身になって受験指導にあたり、さらに集団Z会添削、スーパースタディ、 スーパー講座などさまざまな工夫を取り入れています。
これらの指導により、安心して受験準備ができます。

■集団添削指導
国公立二次試験のような記述を中心とした試験では、自分が考えた解答を的確な文章で表現することが求められます。 その対策をしては添削がもっとも有効です。本校では、添削指導において、伝統と実績を誇るZ会と提携し、 学校でとりまとめることによって、より確実な指導が受けられるようお世話しています。
■スーパースタディ
生徒の希望者の中から、最も得意とする科目を仲間に講義してくれる者を選び、お互いに教えあう機会を作っています。 教える者は教えることによって自分の理解をより確実にし、 教えられる者は仲間によって教えてもらうという身近さが集団としての向上に大きな効果を発揮しています。
■スーパー講座
東大・京大・医学部をめざす生徒を対象に、内外の講師を招き、年数回、特別講習会を開いています。
併設型中高一貫教育のメリット
point1
内部進学者は高校受験時に入学試験がないため、受験のための特別の勉強をする必要がなく、 6か年間を見通した無駄のないカリキュラムでゆとりをもって勉強することができます。
point2
中学校と高等学校が一体となっているため、別々の場合に比べて、学習内容に重複や欠落がなく、 スムーズなつなぎ方ができます。
point3
中高一貫教育では、中学校段階で選択教科を幅広く導入できたり、 中学校と高校の学習内容を一部入れ替えることもできる特例が認められているため、 柔軟なカリキュラムを組むことができます。
point4
中学生と高校生が同じ学校で学ぶため、違う年代との接触の機会が多くなり、社会性を養うことができます。

注)併設型中高一貫教育校とは
この制度は、「中等教育の一層の多様化を推進し、生徒一人一人の個性を重視した教育の実現をめざす」ため、 平成11年4月から導入することが可能になった制度です。その実施形態として文部科学省は、 (1)中等教育学校 (2)併設型の中学校・高等学校 (3)連携型の中学校・高等学校の3種類をあげています。
しかし、多くの私立中学校・高等学校では、それよりはるか以前から中高一貫教育の利点に着目し、取り入れていました。
現在、東大・京大をはじめ多くの超難関校の合格者の多数が、私立中高一貫教育出身者で占められているという事実が、 大学受験において、中高一貫教育が有利なことを物語っています。本校でも昭和51年中学校・高等学校開設以来、 一貫して中高一貫教育を推進してきました。